インカグリーンナッツオイル
(インカインチ)
鮮度長持ち・酸化に強いオメガ3オイル
❖私たちは、1日約55gもの油を摂取していますが、それは「見える油」と「見えない油」の2つに分類できます。「見える油」とは、調理に使う植物油やバターなど自分の意思で選ぶことができる油。「見えない油」とは、肉や魚、穀類や豆類、菓子や惣菜などに既に含まれていて、無意識のうちにカラダに入ってくる油。割合は圧倒的に「見えない油」が多く、全体の約80%を占めていて、そこに多くのオメガ6が含まれています。❖オメガ6はヒトが健康に生きる上で欠かすことのできない「必須脂肪酸」ですが、摂り過ぎると、炎症やアレルギーの原因となったり、心疾患や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こすことが知られています。❖オメガ3とオメガ6は、体内で限られた椅子を奪い合うように競合的に代謝されているので、「見えない油」として過剰に摂取しているオメガ6を控え、代わりに「見える油」の部分でオメガ3を積極的に摂取することが、体内の脂肪酸バランスの改善に役立ちます。❖油は、ヒトの生命に直結する免疫系、内分泌(ホルモン)系、自律神経系を機能的にコントロールし、自然治癒力とも深く関わる重要な栄養素です。残りの20%の「見える油」の摂り方を意識的に変えることで、未病的体質改善に向けた大切な一歩を踏み出しましょう。
ビタミンEは強い酸化防止効果を有しており、体内で増えた活性酸素を抑制・除去してくれます。この働きから、生活習慣病や老化と関連する疾病を予防することが期待され、若返りビタミンとも呼ばれているのです。サプリメントやスキンケアに取り入れられることも多い栄養素です。ビタミンEを摂取することで、血行がスムーズになり、体内のすみまで新鮮な酸素と栄養素を届けることができ、血行不良からくる疲れ・肩こりを和らげたり、冷えやすい手先・足先をあたためることも期待できます。インカインチオイルのビタミンEは、ビタミンEの中でも、とりわけ熱安定性が良く、持続性に優れる「γ(ガンマ)-トコフェロール」や「δ(デルタ)-トコフェロール」を中心に200mg(100g中)以上と豊富に含んでいます。
カラダは水、脳はアブラ
脳組織の実に60%以上が脂質、つまり「アブラ」でできています。その「アブラ」はどこから来ているのか?普段何気なく摂取している油です。食事に含まれる油を変えれば、脳の状態も変わります。
脳神経組織における情報伝達の要となる「シナプス」は、主にDHA(オメガ3)で構成されています。脳神経細胞や脳神経線維など脳機能のインフラの維持には良質な油が、とりわけ「シナプス」が健全であるためには、オメガ3が欠かせません。近年、脂質栄養学の研究が進み、オメガ3の適切な摂取や必須脂肪酸(オメガ3とオメガ6)のバランスが脳機能やメンタルヘルスに与える影響が注目されています。
グリーンナッツオイルでストレスに強い体質を手に入れる!
CBDなどのサプリメントや健康食品に頼ることなく、普段の食生活を工夫することで、エンドカンナビノイドの発現量が改善できるとしたら・・・そんな可能性を期待させる一本の論文が、2022年4月1日英文科学誌「Biochemical and Biophysical Reserch Comminications」で公表されました。この論文では「グリーンナッツオイル」の摂取により、脳内において「ストレス緩和ホルモン」様の働きをすることが知られているエンドカンナビノイドの1つ、「2AG」(2-アラキドノイルグリセロール)の発現量が増加する可能性について触れられています。
コーン油とグリーンナッツオイル2種類の油で比較試験
❖「2AG」は脳内でどのように発現しどの領域に分布するのでしょうか。また、食事内容を変えることで、「2AG」の増減は影響を受けるのでしょうか。浜松医科大学と昭和女子大学の共同研究では、マウスの脳をサンプリングし、最新鋭の質量分析器で、「2AG」を測定するアプローチがとられました。
❖実験では2種類の「油」が使用されました。コーン油とGNO(グリーンナッツオイル)です。配合油とストレスの有無に応じ、4つの実験グループを設定。❶コーン油を給餌したマウス、❷コーン油を給餌し、3日間水浸ストレスを与えたマウス、❸GNOを給餌したマウス、❹GNOを給餌し、3日間水浸ストレスを与えたマウス。「ストレス負荷」の18日後、マウスの脳を回収し、「2AG」の発現状態を測定しました。
❖結果は、下の画像の通り、GNOのマウスは、「2AG」の発現が著しく増加し、その発現効果は視床下部、中脳、橋延髄といった「内分泌や自律機能の調節を行う総合中枢」に深く関与する脳領域で顕著に現れています。発現量は、❶と比較して❹は約1・6倍、❸では約2倍にも。さらに興味深いことに、コーン油を給餌したマウスでは、ストレスを解除して18日後には、「2AG」の発現量が元レベルに戻っていましたが、GNOのグループは、ストレスの有無にかかわらず、「2AG」の発現量は高い状態のままでした。
グリーンナッツオイルは、脳内でCBDと同じ働きをするエンドカンナビノイド「2AG」の発現量を増加する可能性が示唆されています。今後、自律神経をリラックスさせ、ストレスを緩和するメカニズムの解明が期待されています。
❖「脳」をパソコンにたとえるならば、自律神経や内分泌の調整を担う中枢である「視床下部」や「脳幹」は、CPUと言えます。パソコンの場合、CPUの処理能力を超える負荷がかかると、「フリーズ」しないよう、内部でファンが回りはじめ、CPUの温度上昇を防ぎます。同様に人体が強いストレスに晒されると「視床下部」や「脳幹」が正常に作動するよう「2AG」が発現し、ストレスによる負荷を軽減する方向に指令が出されるのです。
❖マウスによる動物実験とは言え、コーン油とグリーンナッツオイル、摂取する「油」を変えることで、ストレスや痛みと関連するエンドカンナビノイド「2AG」の発現量が「視床下部」や「脳幹」などの脳領域で著しく変化する可能性が明らかとなったことは、私たちが、ストレス社会を生き抜く上で、普段何気なく摂取している「油」選びを見直す、一つのきっかけになるのではないでしょうか。
オススメの使い方は?
醤油や味噌などの発酵調味料や柑橘系と合うので、ドレッシングにオススメです。青菜のおひたしや和食の惣菜に少量回しかけると、素材が引き立ち美味しさが増します。タンパク質は動物性でも植物性でも相性が良いです。冷奴や豆スープの仕上げに数滴。フライパンにグリーンナッツオイルを敷いて豆腐ステーキ。納豆に混ぜると香ばしさが増します。豚の生姜焼きの炒め油にも。魚料理は、鮭やマグロなどの赤身と好相性。鮭のオイル蒸し、マグロのカルパッチョなどに。
加熱調理での注意点
天ぷらやフライのような、高温で長時間加熱する調理には不向きですが、フライパンを使った炒めものや焼き料理、蒸し料理にお使い頂けます。フライパンでの加熱時間は5分以内、電子レンジでの加熱時間は10分以下を目安にしてください。加熱する場合は出来たてをお召し上がりください。
主な規格内容
【内容量】105g / 180g / 460g
【賞味期限】 製造日から18ヶ月
【保存方法】 高温及び直射日光を避けて保存して下さい。 開封後は冷蔵庫で保存し下さい。
【栄養成分表示】 (100g 当たり)熱量900kcal、たんぱく質0g、脂質100g、炭水化物0g、ナトリウム0mg、コレステロール0mg
【原材料】 サチャインチ種子油
【原産国】 ペルー
【販売者名】 (株)アルコイリスカンパニー
※原料由来の成分が白濁したり、沈殿したりすることが ありますが、品質に変わりありません。
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開封後3か月を目安に使い切ってください。
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